3年前に富士スピードウェイで開催されたイベント「Fuji 86 Style 2012」で公開のコンセプトモデル「FACTORYTUNE 001」がボディ色をオレンジからイエローに変えてようやく限定発売されたという訳です。
特別仕様車をベースにエアロパーツや18インチのBBS鍛造ホイール、前後異サイズのタイヤ、専用ブレーキパッド、ザックス(SACHS)製ショックアブソーバー等を装備し、高い操縦安定性を追求したとしています。
こちらの車両価格は339万7,200円から393万4,673円。
大物装備品の単体価格を見ていくと、BBS製鍛造ホイールが約40万円、タイヤが約14万円、ザックス製ショックアブソーバーが約8万円、海外向けの大型リヤスポイラーが約18万円、サイドステップが約15万円、フロントスポイラー(3点一式)が約8万円、リヤアンダースポイラーが約6万円と、これだけで100万円を突破してしまいます。
しかも後付けで市販品を装備する場合は更にショップでの取付け加工費も必要に。
ベースの「GT」グレードの車両価格が6MT:291万円、6AT:299万円であることを勘案すると、限定FTグレードの6MT:385.2万円、6AT:393.5万円は結果的にリーズナブルな設定なのかもしれません。しかもボディ色は他の86には無いもの。
ちなみに生産開始は今年11月の予定となっています。
今回発売されたカスタマイズモデルは他には無い専用ボディ色に加えて、数々の豪華装備など、メーカーがあらかじめドレスアップしたお買い得「コンプリートカー」と言えそうです。
■トヨタ86 エアロパッケージ Webサイト
http://toyota.jp/86/grade/special3/
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