ソニー損保の新車販売ランキングでカローラが17年間首位!

収録メーカーはトヨタ、日産、マツダ、ホンダ、スバル、三菱、スズキの7社で、比較対象車種は80車種以上にも及んでいます。

このグラフを実際に使ってみると、80年代から90年代にかけて全盛を極めたトヨタ・カローラの販売台数が現在までにどのように推移したかが一目で把握できます。 

収録されているモデルは5代目から現行モデルの11代目まで。

TOYOTA_Corolla_06(出展 トヨタ自動車)

ランキングデータによると、同車が1985年(5代目)から2001年(8代目)までの17年に渡って首位を維持し続けており、その間に販売台数がピークとなったのは1990年(6代目)で30万8台となっています。

TOYOTA_1990TOYOTA_2002
(出展 ソニー損保)

2002年(9代目)にホンダ「フィット」に首位の座を奪われますが、翌年には首位に返り咲き、2007年まで首位をキープ、しかし2008年(10代目)には再び「フィット」に首位を明け渡す結果となっています。

TOYOTA_Corolla_09TOYOTA_Corolla_10
(出展 トヨタ自動車)

TOYOTA_2009

その後2009年に3代目プリウスが登場して以降は首位を同車に委譲、4年間プリウスが首位を維持した後、2013年には同車に代わってアクアが3位のフィットに8万台以上の差をけて首位を獲得、現在も首位を維持し続けている状況。 

現行プリウスやアクア登場以降、カローラの存在感はやや薄れがちですが、そもそも17年間連続で首位を維持していた事自体、今となってはやはり快挙と言えそうです。

■ソニー損保Webサイト
http://www.sonysonpo.co.jp/auto/

■人気乗用車販売台数ランキング
http://www.sonysonpo.co.jp/infographic/ifga_car_ranking.html

Avanti Yasunori

【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/07/08/316726/

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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