アバルト史上最速の2シーターモデルが9月に発売開始、価格は845万6400円

軽量化したボディに、ブレンボのブレーキやOZレーシングの18インチホイール、EXTREME RACING SHOX 車高調整機能付減衰力可変ショックアブソーバー、大型・前置きレーシングインタークーラーなどを装備した「アバルト 695 ビポスト」。

アルカンターラとレザーコンビネーションのサベルト製スポーツシートも標準装備されるというスパルタンなコクピットになっています。

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190馬力というハイパフォーマンスエンジンには、BMC製カーボンエアクリーナーボックスやAkrapovic製デュアルステージエキゾーストシステムといった欧州ではおなじみのチューニングパーツメーカーの手によるスペシャルアイテムが備わります。

さらにフルスペック仕様では、1.5Lクラス乗用車として世界初となるレース用トランスミッション(ドグミッション)のほか、次のような装備が加わります。

軽量フライホイール&メタルクラッチ
メカニカルLSD
アルミシフトレバー
カーボンコンソール/センタートンネルパネル
チタンハンドル付カーボンハンドブレーキカバー
カーボンインストルメントパネル
カーボンドアパネル
カーボンインナーパネル
カーボンシェルスポーツシート
カーボンドアミラーキャップ
カーボンウインドートリム
AIM製データロガーMXL2
サベルト製4点式シートベルト

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まるでレーシングカーのような、ポリカーボネートフロントサイドウインドーもオプション設定される予定です。

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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