服部 稜子 
サーキットと言えば、レースというイメージが強いですよね？ でも、鈴鹿サーキットはそれだけじゃないんです！
サーキットの横に併設された遊園地は、家族で一緒に楽しめるアトラクションがいっぱい。ファミリー向けキャンプやホテルに温泉、そして夏には毎週末花火大会も開催され、親子3代に渡って遊ぶほどの愛される場所、それがこの鈴鹿サーキットなのです。そして、夏に忘れてはならないのがプールです。
■ みんなの冒険プール「アクア・アドベンチャー」がオープン！
7月4日（土）～8月31日（月）、9月5日（土）、9月6日（日）の期間、オープンするのが、家族や仲間と一緒に楽しめる「アクア・アドベンチャー」です。今年はアドベンチャースライダーの「バトルライド」がグレードアップ！
タイムアタックに挑戦する従来の楽しみ方に加え、同時に滑るふたりの合計タイムで目標をクリアすると、祝砲（できたキャノン）があがります。また、ペアまたはひとりで目標タイムをクリアすると「パワーバンド」が獲得できます。そのパワーバンドはオリジナルのパワーフードと交換できる特典もあるのが嬉しいですね。
■ びしょぬれになって暑さを吹き飛ばせ！
従来の「パラ・セイラー」に加え、「アドベンボートフロンティア」が“びしょぬれライド”に初登場。鈴鹿サーキットのキャラクターやクルーがふたつのアトラクションに向かって水を一斉に放射。びしょぬれになって夏の暑さを吹き飛ばせます。
■ 水着のままで遊園地に行けるサービス
遊園地とプールを気軽に行き来できたら便利ですよね。でも、水着のままで遊園地にいくのはちょっと、という方に嬉しいサービスがあるんです。Tシャツのレンタルサービス、しかも無料。サイズも豊富で、キッズ・Ｓ・Ｍ・Ｌ・ＬＬサイズがあるので子供から大人まで利用できます。プールで思いっきり遊んだあとはこのTシャツを着て遊園地へ。暑くなったらまたプールへ……なんてことも気楽にできちゃいます。
■ この夏、3つの異なるコンセプトを持つショップがオープン！
思いっきり遊んだあとは、お家に帰るだけ……では勿体ない！
本物志向のモータースポーツファンから絶大な人気を誇るショップが「Racing Zone（レーシングゾーン）」です。ショップ内には、ザウバーチームが小林可夢偉選手に寄贈したF1マシンの風洞実験モデルも展示されています。数々のミニカーはもちろん、F1グッズや2輪グッズなど多数取り揃えられています。パパが目を輝かせて楽しめるショップです。
お子様が乗り物を操る楽しさに目覚めだしたら、ぜひこの「Garage R（ガレージアール）」へ。1/12スケールのラジコンは迫力満点！ F1マシンだけでなく、ブガッティ・ベイロンや、コンチネンタルGT3などのスーパーカーもあって、お子様と一緒にクルマ好きのパパも要チェックですよ！
そして、クルマクルマしているものよりも可愛いものが欲しいというキッズにはこちら、「Puttitown Store（プッチタウンストア）」。女の子に大人気のこのショップには、コチラファミリーのグッズや、お菓子、学校で自慢したくなるような可愛い文房具などが豊富に取り揃えられています。
■ 雨でも楽しめる場所がある？
鈴鹿サーキットまで来たけれど、雨でプールも遊園地も遊べないから帰ろう……と思ったあなた、ちょっと待って！ 入場料プラス800円もしくは、モートピアパスポート利用で楽しめる場所があるんです。2012年に鈴鹿サーキット50周年を記念して作られた「レーシングシアター」は見るだけじゃない、新感覚の体感型アトラクションとなっています。
本物のレースピットを忠実に再現したウェイティングガレージで、プロが使用する工具やモニターなどを間近で見ることができます。そして、シアターに案内され、前後に揺れるバケットシートに身を包み、幅19ｍの大スクリーンを目前にするとモータースポーツの世界に引き込まれること間違いなし。シアターと言っても油断していると風や雨が映像に合わせてシュワーっと出てくるのでご注意を。
間もなく明ける梅雨。夏休みを前に夏本番まであとわずか。親子そろって遊園地にプール、モータースポーツを身近に楽しめる鈴鹿サーキットへ出かけてみてはいかが？
そうそう、プチ情報。
実はこの遊園地、レース観戦とセットで行くとお得になるんですって。7月23日～26日に開催される“コカ・コーラ ゼロ”鈴鹿8時間耐久ロードレースでは、「もっと8tai!キャンペーン」が開催され、観戦券をお持ちの大人1名と一緒に来場すると、子供5名まで無料で招待されるそうです。詳しくは鈴鹿サーキットへお問い合わせくださいね。
（写真：水川 尚由・文：服部 稜子）
