三菱自動車のイメージリーダー、広告塔的な役割も担っているアウトランダーPHEVはともかく、「普通のプリウス」が燃費への期待からこれだけ普及すると、高価なプリウスPHVに手を伸ばす人は限られてくる、という想像は容易につきます。
今回、一部改良を受けたプリウスPHVは、「S」は約14万円、「G」では約8万円の値下げを断行しています。
なお「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金(CEV補助金)」が適用された場合の参考価格は、およそ283万円(価格は消費税込み)とのことで、プリウス「G ツーリングセレクション」の279万7714円よりも5万円弱高いという設定になっています。なお、同補助金のプリウスPHVの上限額は12万円。
なお、一部改良を受けたプリウスPHVの「G」は、シート表皮を合成皮革へ変更するとともに、LEDヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング/ポップアップ式ヘッドランプクリーナー付)を標準装備することで、より上質な雰囲気に仕上げられ、先進性も向上。
プリウスPHVの価格は「S」が294万5314円、「G」が321万429円です。
(塚田勝弘)