水川あさみ=しずかちゃんが選んだ人は?

新型パッソは、イメージキャラクターとして「しずかちゃん」こと水川あさみさんが登用されています。

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しずかちゃんはご存知の通りドラえもんの中に出てくるマドンナキャラであり、ドラえもんはトヨタの企業CMやモーターショーでもおなじみです。

パッソは女性ユーザーを意識したカテゴリであり、その中からはしずかちゃんが選ばれているのは結構な抜擢とも言えるんではないでしょうか。パッソに対するトヨタの思い入れも伝わります。

Passo_17そんな中、発表会場には本物(?)のしずかちゃん(着ぐるみ)とのび太に扮したキャイ〜ンの天野ひろゆきサンが水川あさみサンと登場しました。

CMでは、幼少期のしずかちゃんがジャイアンにやられるのび太に対し、胸キュンになってしまうんですが、大人になって実写版になった水川あさみサンのしずかちゃんはそれを「なんで私、のび太さんなんだろう」と振り返ります。

そして、意味深なままパッソに乗ってTOYOTOWNへと入っていきます。

当然、この続きはあるんでしょうが、今後TOYOTOWNの街中で架空の人物キャラとドラえもんから派生したキャラがどんな風に絡み合ってくるのか、絡まないのか、気になります。

Passo_09発表会では、天野サンが「水川サンにとってののび太クンはいるんですか?」との質問を終止はぐらかしていた水川サンですが、妻夫木サンのようなのび太クンなら助手席に乗りたいようなニュアンスの発言も飛び出していました。

アニメのキャラクターに頼ったマーケティングと言えばなにか頼りないようにも聞こえますが、日本を代表する産業のふたつが単に利用するだけでなく、今後に発展するストーリー展開や作り込みまでしっかり考えてやるのなら大いにコラボしていいと思います。今後のしずかちゃんの気持ちと動向に注目したいですね。

(小林和久)

この記事の著者

編集長 小林和久 近影

編集長 小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務める。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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