ビルシュタイン製ダンパー、STI製ボディパーツを標準装備したBRZ tSのシャシーコンセプトは、ドライバーが意図したとおりに操れるハンドリングの愉しさと、それに相反する上質な乗り心地という二面性を高次元でまとめ上げることにあるといいます。快適性能のために、専用インシュレーターも備えているのが、走りだけを求めたわけではない、STIコンプリートカーらしいポイントといえそうです。
2013年のBRZ tSではレカロシートはパッケージオプションとなっていましたが、2015年のBRZ tSはレカロシート(SRSサイドエアバッグ付)を標準装備。そのほか専用スポーツメーターやメーターバイザー、本革巻ステアリング が、特別なBRZであることを主張するインテリアになっています。
また、外観においても前後の専用オーナメントほか、STI製フロントアンダースポイラーや、STIイメージカラーであるチェリーレッドをピンストライピングやモールとして配することにより、スペシャル感を高めています。