日産が掲げる安全ビジョン「Vision ZERO」で死亡、重傷者数がゼロになる日が来る!?

そのほか、エマージェンシーブレーキ(カメラ/ミリ波レーダー)や、LDP(車線逸脱防止支援システム)、BSI(後側方衝突防止支援システム)、PFCW(前方衝突予測警報)などの紹介は個別にご紹介しますが、「できるだけドライバーを危険に近づけないようにクルマがサポート」し、「万一、衝突が避けられない時も被害を最小限に抑える」という「セーフティ・シールド コンセプト」は着々と進化を遂げています。

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日産は2015年度中に日本で発売している電気自動車、商用車を含むほぼすべてのカテゴリーにエマージェンシーブレーキを搭載するとしていて、主要量販モデルへのエマージェンシーブレーキ標準化を2015年度秋までに完了するとしています。

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蛇足ですが、日産を含めた一部の自動車メーカーがホームページやCMなどで「自動ブレーキ」と表現し、小さな文字で注釈を入れるアピール方法はまさ に、注釈で自ら解説しているように「安全装備はドライバーの安全運転を補助するものであり、あらゆる状況での衝突を回避するものではない」のが大原則。誤解を生みかねないので「自動ブレーキ」という通称も含めて訴求方法は一考の価値ありでしょう。 

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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