今 総一郎 
4シリーズグランクーペ
BMWの定番モデルである「3シリーズ」の2ドア版である「4シリーズクーペ」。それに後席用のドアを設けたモデルが「4シリーズグランクーペ」です。
「3シリーズ」から一周回って元の鞘に戻ったように思えますが、「4シリーズクーペ」よりもボディを112mm延長したことで流麗なボディラインをさらに強調。後席用ドアも備わり、スタイリングを損ねることなく、「3シリーズ」と同等の利便性をもっています。また、開口部の広さと積載性に優れるテールゲートも特徴的です。
走りについては、「4シリーズ」専用のボディ強化が施されており、ステアリング操作に対するレスポンスが向上させています。
しかも、「3シリーズ」との価格差は約40万円。「3シリーズ」とはひと味違ったモデルをお探しの方はいかがでしょうか？
3シリーズツーリング
国産車では下火と言われているセダンとワゴンは、輸入車に限って言えば依然として人気の高いカテゴリーです。そんなワゴンの中でも、根強い人気を誇るのが「3シリーズツーリング」です。
全幅を1800mmに抑えて日常での取り回しに優れるサイズ感と走りの気持ちよさに定評のある「3シリーズセダン」をベースに、天地が高く、開口部も広いトランクルームが与えられており、例えばアウトドアレジャーなどの大きな荷物を積む際に便利です。
また、「3シリーズツーリング」独自の機能として独立開閉式リヤ・ウインドーを装備。狭い場所でも手軽に荷物の出し入れが可能です。
さらに魅力的なのが、ディーゼルエンジンを用意する点。1750rpmから380Nmものトルクを発揮するので、運転は楽チン。燃費もカタログ値で19.4km/Lをマークし、燃料はガソリンよりも安価な軽油であることもライバルをリードする一因です。
