マツダが25日、「CX-5」の世界累計生産台数が本年4月末までに100万台に達したと発表しました。
同車は「SKYACTIV技術」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品の第1弾として2011年11月に生産をスタートさせ、約3年5ヵ月で100万台を達成したことになります。
同社によれば「アクセラ」に続いて、マツダ車として2番目に早い記録と言います。
広島県の宇品工場で生産が開始され、現在では中国の「長安マツダ汽車有限公司」やロシアの「マツダソラーズマヌファクトゥリングルース」、マレーシアの「マツダマレーシア Sdn. Bhd.」、ベトナムの「ヴィナマツダCo., Ltd.」でも現地組み立てを行っているそうです。
世界で拡大中のSUV市場に新たな基幹車種として2012年2月に投入された「CX-5」は「2012-2013 日本カー・オブ・ザ・イヤー」など60を超える賞を世界中で受賞、2012年、2013年と2年連続でSUV国内販売台数第1位を獲得するなど、マツダのカーラインアップを牽引する主力モデルに成長した感が有ります。
今回の100万台達成にあたり、開発を担当した大塚主査は「これからもCX-5がより多くのユーザーのパートナーとして末長く乗って頂ける存在となるよう、大切に育てていく所存」としています。