パナソニックが自動車事業本格化で1,000億円投資へ!

日経新聞によると同社は今期から自動車分野への積極投資で反転攻勢を強める考えのようで、約1,000億円の投資先はEVメーカーのテスラと共同で建設している米ネバダ州の電池工場や、車載器の生産性向上に充てる模様。

Panasonic(出展 パナソニック)

これら自動車関連事業の設備投資は全体の3割程度に相当するそうです。

またPHVやEV向けバッテリーで9車種の新規受注を獲得したそうで、現在14車種で受注活動を展開しているそう。 

パナソニックとしては3年後に売上高10兆円を目指しており、その中で自動車用バッテリー事業の売上高を80%増となる7,000億円にまで引き上げる計画。

今後の運転支援機能に必要なセンサー類などの最先端分野や、車載器以外の事業も強化する予定といいます。

シャープなど、家電業界で業績不振が続く中、パナソニックは自動車事業の本格化により、新たな活路を確立しつつあるようです。

■パナソニック Webサイト
http://www.panasonic.com/business/automotive/

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Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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