東大が「ワイヤレス インホイールモーター」搭載EVを開発!

東京大学が18日、東洋電機製造、日本精工と共同でワイヤレスで駆動/制御が可能なEV用のインホイールモーターを開発、世界で初めて走行に成功したと発表しました。

EV
(出展 東京大学)

これは東京大学 大学院 新領域創成科学研究科の藤本准教授らの研究グループが中心となって開発したもの。

研究グループはドライブシャフトによる機械的損失が無く、各輪の個別制御が可能な利点を持つインホイールモーター駆動方式のEVが抱える課題に着目。

EV
(出展 東京大学)

インホイールモーターはクルマの車輪内部に装備されており、車体側からワイヤにより有線で電力が供給されているため配線が煩雑であり、走行時の振動による屈曲や寒冷地における凍結、飛散物の衝突などの影響による断線の恐れが有ったと言います。

そこで同研究グループは有線の部分をワイヤレス化しようと発想。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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