【ゆとり世代のチョイ乗り報告】「BMW・2シリーズアクティブツアラー」の半分は優しさで出来ていた!?

今回の試乗車は「218i ラグジュアリー(381万円)」。

インテリアは、アイボリーカラーをベースに随所にウッドをあしらうほか、レザーシートも奢られた豪華仕様です。

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見た目の違和感で戸惑っていたものの、いざ乗り込んでみるとそんな不安がスッと消えていきます。ステアリングはもちろん、オーディオなどの操作系は他のBMWとデザインは共通。むしろ、大きく開けた視界のおかげで居心地は良い。

“いつものBMW”のように、ピンと糸を張ったような緊張感がなく、適度に落ち着いた雰囲気が好ましい。仕立ての良いリビングルームにいるようです。

また、「2シリーズアクティブツアラー」は後席の快適性も見逃せません。

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足を投げ出せるほどの余裕があり、130mmのスライドや3段階のリクライニングもできるため、ラクな姿勢を取りやすい。しかも、車高が1550mmと若干高めなので、頭上のゆとりも十分。これなら後席に座っている人も我慢しないで済むはずです。

さらに、天井に備わるスライディング・ガラス・ルーフを開ければ、開放感は大幅にアップ。後席の乗員がドライブに飽きてしまうことも少ないでしょう。

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そして荷室。凹凸のないフラットな形状とし、ワンタッチで後席を折り畳めるスイッチや、電動開閉式リヤゲートも用意するなど、細かな部分にもユーザーへの配慮が感じられます。

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そんな「BMW・2シリーズアクティブツアラー」に触れていると、某・風邪薬のCMで有名なフレーズ「●●の半分は優しさで出来ている」がふと頭をよぎった。そう、このクルマは“後ろ半分”が優しさで出来ているのです。

ちなみに、この広々としたスペースにも関わらず、ボディサイズは4350mm×1800mm×1550mmとコンパクト。取り回しに優れるだけでなく、機械式立体駐車場にも気兼ねなく入れられます。