モンスターマシンが本領発揮。D1GP第2戦は斎藤ダイゴのマークⅡが圧勝!

こりゃダメだ。

D1_SUZUKA01

今日のD1GPで追走に勝利するためには、審査コーナーに飛び込む時点で相手のすぐ後につけていることは必須ともいえます。

追走の勝敗は、まずミスがあったかなかったか。両者ミスがなかったとしたら、基本的には速いほうが勝ちで遅いほうが負けなんですね。

でもね、ドリフトスピードって、そんなに大きくはちがわないんです。じゃあ、どうやって決まるか? 後追いが相手のインに入ってドリフトを合わせてみせる、そうするとアドバンテージが取れる。それが決め手になるというのが主流なんですね。

ということは、後追いは先行車に近い位置でドリフトをして、はじめて自力でアドバンテージを取れるわけです。つまり、加速区間で振り切られた場合は、五分に持ち込むのがせいいっぱい。相手がミスをしないかぎりアドバンテージは取れないということです。

加速区間が短いコースの場合、パワー差はあまり影響しません。D1GPマシンは、たいてい2速くらいまではありあまるパワーがあるので、スタートのテクニックや、ホイールスピンをコントロールするテクニックが重要で、むしろパワーのないクルマのほうが走りやすかったりすることもあるくらいです。

しかし、D1GP最速コースとなる鈴鹿ではそうはいかない。なんたって進入速度は速いクルマで220km/hを超えるわけですから!

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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