絶好調のスズキ・ハスラーがハイブリッドカーに進化!

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マイナーチェンジしたハスラーに搭載される「S-エネチャージ」は、最新型のシステムを持つもので、ISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)によるモーターアシスト時間は最長で30秒。速度域では発進後~85km/hでアシストするというカバー範囲の広いものです。

エンジン本体も圧縮比アップや排気マニホルールド内蔵ヘッドといった進化を遂げることで、2WDで32.0km/L、4WDでも30.4km/Lという燃料消費率(JC08モード)を達成しています。

なお、車名ではアピールしていませんが車両型式の排ガス記号が「DAA-」となっているので、このマイナーチェンジによってハスラーのNA・CVT車はハイブリッドカーへ進化したことになります。

新たに「S-エネチャージ」となったNA・CVT車のメーカー希望小売価格は、126万1440円~154万9800円。特別仕様車「J-STYLE」も同様の進化を遂げ、こちらのメーカー希望小売価格は149万4720円~162万1080円となっています。

また、「ハスラー」全車に、新色としてクリスタルホワイトパールとクリスタルホワイトパール ブラック2トーンルーフが設定されています。

●スズキ・ハスラーX(2WD)
車両型式:DAA-MR41S
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1665mm
ホイールベース:2425mm
車両重量:800kg
乗車定員:4名
エンジン型式:R06A
エンジン形式:直列3気筒DOHC
総排気量:658cc
最高出力:38kW(52PS)/6500rpm
最大トルク:63Nm(6.4kg-m)/4000rpm
モーター型式:WA04A
モーター形式:直流同期電動機
最高出力:1.6kW(2.2PS)/1000rpm
最大トルク:40Nm(4.1kg-m)/100rpm
駆動バッテリー:リチウムイオン電池
変速装置:CVT
燃料消費率:32.0km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:165/60R15

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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