最新ミニバンのおすすめ5車種【ジャンル別のクルマ選び】

断トツに広いスペースをもち、荷物はもちろん、人もたくさん乗れる。しかも、快適&便利な装備も充実しており、爆発的にシェアを拡大していったミニバン。

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家族向けの実用車としてファミリーを中心に売れているのは言うまでもなく、実は若者が「どうせ買うなら、“将来的に”役立つクルマ」と考えて、初めて買うクルマにミニバンを選ぶことが少なくありません。

 

そんなミニバンの中でもとりわけ人気のモデルが「トヨタ・ヴォクシー」です。

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広々スペースを確保しつつ、ボディの幅を1700mm以下に抑えることで運転しやすさも追求した絶妙なサイズ感がポイント。しかも、子供やシニアのラクに乗り込めるように地面から床までの高さを低めるなど、細かな配慮も光ります。

現行モデルではガソリンエンジンのほか、静かでスムーズな走りとクラストップの23.8km/Lの低燃費を達成するハイブリッド版も用意。大柄なボディにピッタリの迫力感あるルックスも人気の秘訣です。

 

ただ、なかにはオラオラ系の顔つきに抵抗のある方もいるはず。そんな方にオススメなのが、「ヴォクシー」と中身は同じで、優しいルックスの「ノア」です。

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また、シートなどインテリアにレザーを使ったプチ贅沢仕様の「エスクァイア」も注目です。

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そんなトヨタのミニバンの独壇場を崩さんと、ホンダが満を持して送り込んだ刺客が「ステップワゴン」。

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ボディサイズは4690mm×1695mm×1840mm(FF車)と、「ヴォクシー」と同じく取り回し性と居住性を見事に両立したもの。しかし、人気モデルの二番煎じということはなく、後発モデルらしくサプライズが織り込まれています。それが「わくわくゲート」です。

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これまでは縦方向にしか開かなかったリヤゲートに、新たに横開き機能を追加。スーパーマーケットの駐車場など後ろに余裕がない場所でも荷物の積み込みがラクに出来るようなりました。

パワートレーンは国産ミニバンとしては初となるダウンサイジングターボエンジンを採用。ライバル車と同等の性能を発揮しつつ、排気量は1500ccを下回るので自動車税がワンランク安い点は見逃せません。

 

ところで話は変わりますが、ミニバンは家庭的なクルマという側面のほかに、企業の重役や政治家そして芸能人などの著名人の送迎車としても活躍していることをご存じでしょうか?

そんなVIP御用達のモデルとして人気なのが「トヨタ・アルファード」です。

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「大空間高級サルーン」をキーワードに開発され、内外装の仕立てと乗り味の大幅な改良が施されています。具体的には、リヤのサスペンションを路面の凹凸をいなすのに優れるダブルウィッシュボーンへ刷新。ボディ剛性のアップと相まって、より静かなクルージングを披露します。

さらに特筆すべきは、VIP向けに「Executive Lounge」を新設定した点です。本革をあしらった上質な仕立ての室内空間はもちろん、やはり最大の注目は2列目シートです。

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シート幅は約100mm広く、オットマンやシートヒーターのほか折りたたみ式のテーブルも完備。ゆったりとくつろげるだけでなく、車内で仕事も可能と、移動時間を一秒たりとも無駄にさせません。

価格は650万円を超すほどに高価ですが、経済的に余裕のある方は是非!!

 

最近のミニバンはデザインや機能そして快適性などに“オンリーワン”の魅力があり、それが最大の武器となっています。自身のライフスタイルとしっかりと照らし合わせて、ピッタリの武器を身につけてみてはいかがでしょうか?

(今 総一郎)