ラム選手は「ムロヤ(室屋選手)が母国のレースでどうしても勝ちたいという気持ちがあることは僕も分かっていますが、僕の仕事は彼の夢を邪魔することです(笑)。現実では勝つのは難しく、とても厳しいものとなるが、予選の要所要所を1つひとつ集中し、瞬間瞬間にフォーカスしたい」との事。
ルボット選手は「優勝を目指したい」としながらも、今年からマスタークラスに挑むビギナーであること、機体が最新モデルではない事を説明する等、やや控えめな印象です。
室谷選手は「日本ラウンドより新機種を投入し、99%の完成度まできている。記者会見時も福島で飛行(テストを)している筈で、本番までに100%の状態にしたい。」また「デビュー当時からずっと日本のレースに出たいという思いから、今回レースできることをとても嬉しく思う」とのことでした。
また「幕張では4度飛行経験があります」とのことで、参戦選手で唯一現地での飛行経験があります。
筆者も2011年ENAGY FOR JAPANでユルギス・カイリスとのデモンストレーションフライトを見る機会がありました。現地は東京湾からの風が強く、これを知っているのは大変な強みです。