予選Q1で、第1戦優勝によりウェイトハンデ40kgが課せられていた#31 TOYOTA PRIUS apr GTが、中山 雄一選手のドライブでまさかのコースレコード!続くQ2では昨年までSUBARU BRZ GTでポールポジション記録を更新し続けていた佐々木孝太選手が異次元の36秒台で予選トップタイム。
そのまま好調を維持して、ハイブリッドパワー炸裂でポールポジション獲得。佐々木孝太選手はPURIUSに移籍してもポールポジション記録を更新。前人未到のポール13回!予選キング復活です。
5月3日の決勝でポールポジションからスタートしたPURIUSを追いかけるのは#3 B-MAX NDDP GT-Rと#10 GAINER TANAX GT-R、そして昨年のチームチャンピオン#11 GAINER TANAX SLS。この4台が1秒以内の接戦を繰り広げるトップグループを形成し、序盤で5位以下を徐々に引き離していきます。
しかし序盤から大波乱が起きます。PURIUSが8周目を終える頃、#88 マネパランボルギーニが第一コーナー手前でタイヤバーストによりスピン。盛大にオイルを撒き散らしながら出火したためにセーフティーカーを導入しての隊列走行となります。ここで各車のタイム差が一気に縮まると、再スタートでまたもやドッグファイト。
27周目でペースを落とし始めたPURIUSを見逃さずに、一気に噛み付いたのが#3 B-MAX NDDP GT-Rの星野一樹選手。しかし、22周目でピットインし、ドライバーを千代勝正選手にチェンジしていた#10 GAINER TANAX GT-Rは36周目で#3 B-MAX NDDP GT-Rがピットインすると、この時点でトップに躍り出ます。
さすがは昨年、ヨーロッパで戦い、今年のバサースト12時間で優勝しただけのことはある千代勝正選手。安定的に速いペースで一気に独走態勢を確立。#3 B-MAX NDDP GT-Rの高星明誠選手をグイグイと引き離していきます。