1979年のスズキアルト登場によって、軽自動車市場に一大旋風が巻き起こりました。
初代アルトは「価格も維持費も安くて、軽くて、使い勝手が良くて、走りが軽快で燃費も良い」という軽自動車の普遍的価値を徹底的に追求していました。スタイルも赤が似合う小粋なデザインで、まさに「ザ・軽自動車」と呼ぶに相応しいクルマでした。
しかし近年の軽自動車は、背高化や快適装備、安全対策の充実によって車重は増すばかり。そんな中で新型アルトは、最新プラットフォームや軽量化対策によって大幅な減量を果たし、軽快な走りと群を抜いた燃費を達成しました。
新型アルトは小粋なスタイルをまとい、「ザ・軽自動車」の再来ともいうべきクルマとなって登場したのです。