塚田勝弘 
最大の目玉は、「MAX775W」と「MAX675W」の200mmワイドコンソール用モデルで、専用ガーニッシュなどがなくても装着できるため、部品や取付費用の軽減が可能になっています。
ワイド7.7インチ高精細UWVGAディスプレイの採用により、地図を広範囲に表示できるようになったため、地図データを制作しなおしたそうです。
また、シネマサイズの動画再生では、フル画面表示が可能になり、上下に気になる黒帯が発生せず、8インチディスプレイと比較しても左右に数ミリ大きく表示できるのもポイント。
クラリオン自慢の「インテリジェントボイス」では、今回から新着メールをナビが知らせてくれる「お知らせ通知機能」も追加されています。Googleアカウントへログインすることにより、メールの作成、送信が可能。
「MAX775W」、「NX715」は、最大3年間「インテリジェントボイス」が無料で利用できるキャンペーンが実施されるほか、「MAX675W」、「NX615」、「NX615W」は最大3カ月間無料で「インテリジェントボイス」が利用できます。
高い音響技術を容易に享受できるようになったのも注目点で、「Intelligent Tune」の新機能として「Dynamic Beat Enhancer（ダイナミックビートエンハンサー）」を用意。
これはスマホに「Intelligent Tune App」のひとつである「Smart EQ plus」をダウンロードすれば、ナビ画面とスマホの操作により、車種別の音場を自動補正できるというもので、同じクルマでも前席に音場を設定する、後席に設定するなど自動補正をするスマホの場所により設定が可能になります。
価格はオープンですが、店頭予想価格は7.7型の「MAX775W」が12万8000円前後、7.7型の「MAX675W」が10万8000円前後、7型の「NX715」が10万8000円前後、「NX615」が9万9800円前後、「NX615W」が9万9800円前後。いずれも税別です。なお、発売は6月上旬から順次開始されます。
（塚田勝弘）
