配送先は愛車のトランク!クルマで荷物を受け取る実験をアウディ/DHL/Amazonが開始

アウディが運送大手のDHL、通販大手のAmazonと共同で、革新的なデリバリーサービスの実験プロジェクトを始めることを発表しました。

2015年5月からドイツにおいて実験を開始するというこのプロジェクトは『アウディ コネクト イージー デリバリー』と呼ばれ、アウディを愛車としているオーナーであれば、配送先を愛車のトランクにできるという画期的な内容です。

Audi liefert mit DHL und Amazon das Komfort-Paket

仕組みとしては、特定の時間内において愛車の位置情報を知らせることをユーザーが許可、その場所に到着した配達員に一時的にトランクを開けるためのデジタルコードを渡すことで、愛車のラゲッジルームに荷物を配送するというもの。

再配達の煩わしさを減らし、いちはやく商品を手に入れることができるというドイツ・ミュンヘンで始まる実験プロジェクト。将来的には、受け取りだけではなく、発送も視野に入れたプロジェクトとなっているそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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