スイッチ部分には、複層してカットされ、奥行き感クリスタル照光キーを装備するとともに、操作キーもブラックとシルバーが用意されています。
2色の操作キーに合わせて、 LEDライティングもホワイトとブルーの2つをラインアップし、新デザインのメニューもキーカラーに合わせて2種類とするなど、高級感の演出にも余念がありません。
ディスプレイには、従来のWVGAに対して、 2.4倍もの高精細を誇るWXGA液晶を搭載し、運転席や助手席の斜め方向からも見やすい高視野角方式を採用。
さらに、24ビットフルカラー表示(従来のWVGAは16 ビットカラー表示)により、映像や地図のグラデーションをなめらかに、メリハリのある色鮮やかな表示も可能になっているとのこと。
これだけ大きいと後席(2列目)から十分に視認できそうな大画面ですが、アルパインといえば、後席モニターの「リアビジョン」も市場をリードしてきただけに、同ナビとの組み合わせで異なるコンテンツが楽しめるのは健在。
ほかにも「ビッグX」でお馴染みのダブルゾーン機能がさらに進化し、DVD や地 上デジが後席のみで視聴できるだけでなく、走行中聞き取りにくい前席の声がマイクを通して後席スピーカーから出力される「ダブルゾーンコミュニケーション機能」も搭載されるなど、多彩な機能やオプションが用意されています。
発売は5月下旬から順次予定されていて、各モデルの価格はオープンですが、アルファード/ヴェルファイア専用モデルの店頭予想価格は29万円前後、ヴォクシー/ノア/エスクァイア専用モデルは28万円前後となっています。
■アルパインと富士通テンが共同開発するわけは?
https://clicccar.com/2014/06/24/259777/
■11.4型大画面、HDMI接続対応アルパインの新型「リアビジョン」
https://clicccar.com/2014/05/14/255273/
(塚田勝弘)