スバル・レヴォーグが初改良で「後ろにもぶつからない」

安全性能向上のポイントは、新たにリヤビークルモニターを装備した点にあります。

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前方をカラーステレオカメラによって監視する先進安全技術「アイサイトver.3」は全グレードに標準装備するレヴォーグですが、ついに日本国内向けのスバル車としては初めて後方を監視するミリ波レーダーを装備します。

「アドバンスドセイフティパッケージ」と名付けられたオプションの安全装備は、スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)/サイドビューモニター/ハイビームアシスト/アイサイトアシストモニターの4機能によって構成されています。

リヤビークルディテクションは、高速道路などで後方から接近してくる車両を知らせる機能のほか、駐車場などで後退しているときに横方向から近づいてくる車両の接近も知らせてくれるものです。

すなわち、リヤビークルディテクションだけで、BSD(死角検知機能)、LCA(車線変更支援)、RCTA(後退時支援)という3つの安全支援機能を実現しているというわけです。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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