次世代エコカーのクリーンディーゼルでのスーパー耐久シリーズ参戦として話題の、Team NOPROの 17号車DXLアラゴスタNOPROデミオSKY-Dが、3月29日ツインリンクもてぎで開催されたスーパー耐久開幕戦「スーパー耐久シリーズ2015 第1戦 もてぎスーパー耐久」に初陣として出場。
スーパー耐久でも2番目の長丁場といえる5時間を走りきり、無事に完走しました!出走45台、総合では40位。クラスでは6位となりました。
モータースポーツでは全くの未知領域とも言えるクリーンディーゼルで、まだこれから開発を進めていかなくてはならない状況といえる中、当然タイムが出てこないのは織り込み済み。予選の結果は言わずもがなの最下位。
出走台数が45台と多いこともあり最後尾からのスタート。もはやメインストレートを通り越し、最終コーナーに差し掛かっているという場所にグリッドが「手描き」で設けられているという、その場所がデミオのスタートライン。今後のことを希望的に考えると、ドラマチックなスタートラインともいえるでしょう。
開発過程にあるクリーンディーゼルのレーシングマシンにとって、このレース自体が貴重なデータとなります。そのためにレースのなかでも様々なチャレンジが行われていました。グリッド上でスタートドライバーの谷川達也選手と野上敏彦監督の間で交わされた言葉がこのチャレンジのひとつを物語っていました。