ホンダの最上級サルーンで2012年末以来復活を果たしたレジェンド。ボディサイズは全長4995×全幅1890×全高1480mm、ホイールベースは2850mmで、レクサスLS600hの全長5090×全幅1875×全高1475mm、ホイールベースは2970mm。
あくまでドライバーズカーと主張するレジェンドですから、ストレッチ版は用意されませんが、VIP仕様として当然ながら十分に通用するサイズになっています。
アキュラRLXの車名でリリースされている北米がメイン市場となると、デザインも北米案かなと思いましたが、デザイナーは日本人とのこと。それでもほかの日本車勢にはない雰囲気、とくにフロントマスクは印象的。
顔つきを印象的にしているのは、宝石のような輝きの「ジュエルアイLED」と呼ぶヘッドライトで、ロービームは、指向性の強いLEDを7度ずつ変えることで路肩まで鮮明に照らし出すスーパーワイド配光を実現しているそうです。
主光源とは別体のブルーLEDによるアクセサリーランプも特徴的ですが、LPL(開発責任者)の青木 仁氏によると、デイライトをやりたかったそうですが、日本では欧州車はOK(欧州では義務化)でも日本車はNGなので断念したそう。
ボディカラーはホワイトオーキッド・パールや新色のギルデッドピューター・メタリックなど全6色になっています。
(塚田勝弘)