電動アシスト付き自転車「bikke」を使用しており、利用料は30分150円。
一方、日産が3月16日から2か月間に渡って千代田区に貸与している「e-NT400テストトラック」はサイクルポート間の自転車再配置に活用されています。
日産は今回の実証運行で得られたデータを元に、走行性能や充電の運用などに関する検証を進め、今後の開発に活かす予定で、電動トラックの使用により、サイクルシェアリング事業との相乗効果で更なるCO2削減効果が期待できるとしています。
「e-NT400テストトラック」は小型トラック「アトラス」をベースに「日産リーフ」のEVシステムを搭載しており、ゼロエミッション・トラックとして将来の量産化を目指しているそうです。
排気ガスを一切出さないことから、都心部のエンジン車乗り入れ制限のあるエリアにも入っていけるほか、低騒音なため、深夜の時間帯での運行に威力を発揮。
電動モーターにより振動が少なく、ドライバーにも優しいトラックとして新たな運転感覚を提供。
リーフに比べてかなり車両重量が重いため、JC08モードでの航続可能距離が約62kmとなっていますが、30分間で容量の80%まで充電可能な急速充電機能を内蔵。
日産は富山市でも昨年4月から2カ月間に渡り、環境センターの資源ごみ回収車として実証運行を行った実績が有ります。
加速時や坂道で今も尚、有害な排煙を排出する旧式トラックが多く残存するなか、こうした電動トラックの早期普及と航続距離のいっそうの拡大が望まれます。
■ちよくる Webサイト
http://docomo-cycle.jp/chiyoda/
■ブリジストン bikke
http://bikke-bikke.jp/
【画像をご覧になりたい方はこちら】 https://clicccar.com/2015/03/25/299989/