ミニバン人気の終焉、前年比マイナス11%に驚愕

ミニバンといえば、新車販売の主力であり、中心ジャンル……というのが過去に話になりそう。

 

ここ数年人気を高めてきたミニバンですが、今年上半期の販売実績をみると前年同期比でマイナス11%と、その勢いに陰りが見えているといいます。

 

といっても、これはチャイナカータイムスが伝えた中国市場でのお話。

 

各メーカーはミニバンの新規投入を計画しているということですが、それは間違った判断ではないかというのも、この記事で触れられているとことで、中国市場向けの新ジャンルの開拓が求められているよう。

 

それが、果たしてストレッチしたセダンなのか、ゴージャスなSUVなのか、それとも完全に新ジャンルなのか。答えは見えませんが、中国市場から新しいクルマ像が生まれる日も、そう遠くないのかもしれません。

 

中国市場向けミニバンの一例。こちらは日産が現地生産しているジェニスです。

 

 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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