マークラインズのまとめによると、ロシアの新車市場全体では昨年の累計販売台数は前年比‐10.3%減(249万台)と2年連続マイナスの状況で、今年1月は‐24.4%減の11.5万台、2月は‐37.9%減の12.8万台。
ルーブル下落による駆け込み需要で一旦落ち込み度合いが緩んだものの、金利上昇とルーブル安により 2015年の新車販売台数は前年比で24%程度落ち込むとみているようです。
トヨタについても昨年の累計販売台数18.1万台(含レクサス)に対して今年の販売予定台数は15.5万台(‐14.4%)と慎重姿勢。
これまでロシアがドイツを除く、ヨーロッパ最大の自動車市場になり得るとして、日産などが生産キャパを倍増させていますが、経済情勢の変化で需要が急減しており、今後は慎重な経営舵取りが要求されることになりそうです。