ボルボ・ポールスターの2016年モデルは、台数は据え置き販売国増加で争奪戦必至!?

ボルボS60/V60 Polestar(ポールスター)は、ボルグワーナー製の専用ツインスクロールターボを採用した3.0L直列6気筒ターボエンジンを搭載し、350ps/5250rpm、最大トルク500Nm/3000〜4650rpm。

トランスミッションはロックアップ機構付の6ATで、ハルデックス製AWDシステムを搭載し、専用の内・外装はもちろん、オーリンズ製ショックアブソーバーやブレンボ製ブレーキ、20インチアルミホイールなど専用装備を満載していました。

Volvo S60 and V60 Polestar, model year 2016

2016年モデルの日本での発売や割り当て台数などは明らかになっていませんが、2016年モデルとして新たに発売される国には、バーレーン、クウェート、レバノン、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦といった中東が中心。

Volvo V60 Polestar, model year 2016Volvo V60 Polestar, model year 2016

ボルボのスペシャルプロダクツ担当副社長、アンデルス・H・グスタフソン氏は、「ボルボS60/V60 Polestarは私たちの予想を上回るペースで受注が入っています。そこで、新たな市場への投入を決めました。ポールスター社はボルボにとって重要なパフォーマンスブランドパートナーと考えており、パートナーシップの可能性をさらに高めていくことに大きな自信を持っています」とかなりの手応えがあるようです。

ボルボS60/V60 Polestarの魅力は、レースシーンで活躍するポールスター社のエンジニアリング哲学を取り入れ、いかなる天候やどのような道路でも、季節を問わず、ドライバーと一体となった、正確で信頼感のあるドライビングが可能な点にあります。

2016年モデルが日本で発売されれば、またオーダーが殺到するのは間違いないでしょう。販売国が拡大する中でどれだけの台数を確保できるか、日本法人のボルボ・カー・ジャパンに期待です!

■世界限定750台のボルボS60/V60ポールスターが登場! 日本向けは90台限定
https://clicccar.com/2014/09/20/269153/2/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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