新型ランドローバーディズカバリースポーツは表参道の丘を登る?

かつて四輪駆動のロールスロイスと言われたランドローバー。そう言われたのはオフロード界の高級車であるレンジローバーですが、さかのぼると軍用車として開発されたディフェンダーがランドローバーの元祖となります。

LandRover Discovery SPORT_02

最近ではイヴォークがその個性あふれるスタイリングで、一躍ランドローバーの知名度をあげたと言ってもいいでしょう。その四輪駆動のスタイルを定着させ、進化し続けるランドローバーですが、コンパクトへの方向も忘れていません。

今回発表されたディスカバリースポーツは、世界的に注目度の高いコンパクトSUVの中に投入されるモデルです。

全長は4.6mと短めですが、全幅は1.9mあり、日本においてはその広さで駐車場事情も含め、ちょっと躊躇する人もいるかもしれません。

しかし、そのおかげでイヴォークとはまた違った個性的なデザインが際立っています。

今回、そのスタイルを、感度の高い表参道で一般にお披露目されました。

舞台となったのはOMOTESANDO HILLS。ここはファッションブランドやおしゃれな雑貨、ほかとは違った飲食などのテナントが入る商業施設ですが、表参道の道路に並行して横長なのが特長です。

その形状から中央に大きな階段を設けたデザインになっています。

そのデザインを生かし、ディスカバリースポーツは表参道の丘を駆け上がるように、階段を登っていくような展示を見せてくれています。

このクラスでは珍しい7人乗りもオプションで用意されるディスカバリースポーツ。その目で確かめてみませんか?

ディスカバリースポーツの価格は、SEの492万円からHSE Luxuryの692万円までとなっています。

(小林和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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