V6 3.0Lスーパーチャージャーは、340ps/6500rpm、450Nm/3500rpmというアウトプットで、ほかのモンスターSUVと比べれば数字上は驚くほどではありませんが、以前ドライ路面で試乗した際も含めて、高速道路や山岳路でもパンチ不足を覚えるシーンは皆無といえます。
2015年モデルは、アルバ、モンタルチーノ・レッド、カイコウラ・ストーン、ユーロホワイトが追加された新色のボディカラーのほか、センサーが駐車可能なスペースを検知し、自動でステアリング操作してくれる(アクセルとブレーキ操作、ギヤ選択はドライバーが行う)パークアシスト機能をオプションで選べるようになっています。
さらに、最上級の「オートバイオグラフィー・ダイナミック」は、21インチもしくは22インチの鍛造アルミホイール、サテンブラック仕上げのフロントグリルやクリアレンズのテールランプなどからなる「ステルスパック」も選択可能。
試乗車は残念ながら新色ではありませんでしたが、「MERIDIANサラウンドサウンド・オーディオシステム」や「ウェイド・センシング+ブラインド・スポットモニター+自動防眩ドアミラー」、テレイン・レスポンス2オート、2副変速機、アダプティブ・ダイナミクスからなる「オフロード・パック」など総額188万3000円ものオプションを満載。なお、車両価格は929万円です。
(塚田勝弘)