近頃、スマートフォンなどの家電で実用化が進んでいる「ワイヤレス給電」。
電気が飛ばせることで煩わしい配線が無くなり、見た目にもスッキリすることから、今後はさらに色々な物がワイヤレス化に向かいそうになって来ました。
そもそもこの「電気を飛ばす」技術は1880年にニコラ・テスラが発見した電磁誘導(磁束が変動する環境下に存在する導体に電圧が生じる現象)の原理がベースになっています。
テスラは同原理により遠距離への送電が可能になることから、現在では当たり前となった「交流電流」を生み出し、1900年代に入ると電磁波を利用して電気を飛ばす「ワイヤレス送電システム」を発明。
そしてその技術がようやく近年になって認知され、研究が急速に進むようになったというワケです。