「ノーマル」から「スポーツ」モードにして踏み込むと、一瞬わずかに雪をズリズリと掻くようなタイヤの感触が得られましたが、雪上を走っているにも関わらず乗り心地は上質そのもので、音も振動もほとんど伝わってくることなく、下界と遮断された静謐な世界が広がっています。
それでもタイヤから伝わる情報が希薄というとそうでもなく、大きいボディの割にきちんと操れる感覚があるからさらに不思議な感覚です。
ダンパー設定は運転時には「スポーツ」にして手応えのある走りを楽しみ、後席に収まる場合は「コンフォート」でソフトに滑らかな乗り心地を堪能するのが正解かもしれません。
5.3m超の全長と1.98m超の全幅によりどのシートに収まっても全方向ともに余裕綽々で、トランクも驚くほど長大で4人もしくは5人分の荷物を積み込んで数泊のドライブに出かけてもキャビンに荷物を積み込むような無粋な様にはならずにすみそう。
なお、試乗車は5人乗りで後席は3人掛けでしたが、4シーターも選べますからよりパーソナル、ショーファーとして使うなら後者を選ぶのがふさわしいでしょう。
■2415万円のベントレー・フライング スパー W12ってどんなクルマ?
https://clicccar.com/2015/02/26/295659/
(塚田勝弘)










