マツダCX-3で話題の「静かなディーゼル」は高価なセットオプションだった!?

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ピストンピンの中に、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を挿入することで、耳障りな周波数のノイズを低減するというものですから、あとから付けるのが難しいメーカーオプション(製造ラインで装着するオプション)なのは納得できるところですが、この静かなディーゼルを手に入れるには、アイ・イーループというキャパシタを使ったエネルギー回生システムとセットになった『イノベーションパッケージ』というメーカーオプションを選ぶ必要があります。

つまり、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」単体では装着できないというわけです。このセットオプションのメーカー希望小売価格は64,800円となっています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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