堂々たるボディサイズと充実装備が魅力の4WD仕様キャデラックCTSプレミアム

2015年のキャデラックのラインナップに加わった「キャデラックCTSプレミアム」は、アクティブオンデマンドAWDシステムを搭載しているのは大きな特徴で、基本的にはFRでの走行ですが、状況に応じて最大100%のトルク(956Nmまで)を前輪に配分します。

スピードや4つのタイヤの状況、G、ギヤ、ヨーなどをチェックしていて、トラクションとハンドリングを最適化するためトルクスプリットを調整。

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ボディサイズは、全長4970×全幅1840×全高1465mmmと堂々たるサイズで、BMW5シリーズの全長4915×全幅1860×全高1475mm、メルセデスEクラスの全長4890×全幅1855×全高1455mmと比べても全長の長さ際立っています。

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エクステリアでは、2015年のキャデラックから新しくなったエンブレムの「キャデラック・クレスト」を配置した新デザインのフロントグリル、イルミネーテッド・ドアハンドルが目を惹きます。

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エンジンは2.0Lの直列4気筒ツンカムターボで、6速ATとの組み合わせ。安全装備も充実していて、「フロント・オートマチック・ブレーキ」のほか、衝突事前対応ブレーキの「オートマチック・コリジョン・プレパレーション」、「レーンチェンジ・アラート」、「サイド・ブラインドゾーン・アラート」、後退時の安全確認警告機能である「リヤ・クロス・トラフィック・アラート」などが標準装備され、価格は699万円(FRの「ラグジュアリー」は599万円)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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