■短期間での大幅改良が、今のマツダのやりかた!
マツダは「魂動デザイン」や「スカイアクティブ技術」を展開してマツダ独自のブランドを磨き上げ、コアなファンを拡大する戦略に取り組んできました。
特にデザインと走りのプレミアム化は、これからのマツダの戦略的シナリオ。新型デミオやCX-3で具現化してきたように、新型アテンザでも更なるプレミアム化を目指して開発が進められました。
新型アテンザ開発責任者の松岡主査は、アテンザの購入候補にBMWやアウディがあげられる事実を捉え、アテンザによるジャーマンスリーとの真っ向勝負を目指しました。そのため発売から2年しか経過していないのに、デザインも安全装備も走りも最新技術を惜しげもなく投入して、大幅な進化をはかったのです。