「G 500 4×4²」のシャシーは、8000万円で販売された6輪駆動のGクラス「G63 AMG 6×6」譲りで、3つの車軸からひとつを引いたものだと説明されています。
もともと2軸・4輪のGクラスをベースに6輪としたと思うと、そこから1軸を引いても元に戻っているだけでは?と、なにが変わっているのかわかりづらい面もありますが、 「G63 AMG 6×6」は単に6輪にしただけではありません。
ポータルアスクル(別名:ハブリダクション)といって、ディファレンシャルをタイヤの回転軸よりも高い位置に置くことで、最低地上高を大きくする特別な駆動系となっています。
ショーカーとして登場した「G 500 4×4²」は、そのポータルアスクルを受け継いだ四輪駆動車というわけです。