MAZDAがディーゼルノック音を大幅低減する世界初の技術!

マツダが20日、ディーゼルエンジン特有のノック音を大幅に低減する世界初の技術「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を開発したと発表しました。

 MAZDA_SKYACTIV

2月末に発売予定の「CX-3」に搭載する「SKYACTIV-D 1.5」に採用したそうです。

ディーゼルノック音の発生メカニズムを探究した結果、燃焼時にコネクティングロッドの伸縮にともない発生するピストンの振動が原因であることを突き止めたと言います。

MAZDA_SKYACTIV

「ナチュラル・サウンド・スムーザー」は空洞のピストンピンに内蔵することでノック音の原因である振動を吸収する技術。

特に発進時やゆっくりとした加速時などに車室内で聞こえやすい周波数3.5kHz付近のディーゼルノック音を、未装着車に比べて最大で10dB低減、市街地の走行シーンなどで高い静粛性とより気持ちの良いエンジン音を実現。

「SKYACTIV-D 1.5」は、2.5Lのガソリンエンジンを上回るトルクフルな走りと高回転までリニアに加速する動力性能や、高価なNOx後処理システム無しで高い環境性能を実現する小型クリーンディーゼルエンジン。

またマツダがディーゼルエンジンに大きな進歩をもたらしたようです。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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