目撃されている車両はAppleが自動走行試験用に手を加えたリース車だそうです。
Googleの自動走行車でトレードマークになっているルーフ上でクルクルと回転するVelodyne社のレーザーライダー「HDL-64e」とは異なり、細長い円筒型の「HDL-32e」をルーフの前後に各1基搭載している模様。
確かにスティーブ・ジョブズは米テスラモーターズが開発したEVを見て感銘を受け、「iCar」の開発を目指していたそうなので、氏の意思を継ぐ同社の開発陣がGoogleに対抗して自動走行が可能なEVを開発しているとしても不思議ではありません。
WSJによると、Appleは既にこのプロジェクトを1年前に立ち上げていたそうで、メルセデスベンツやBMWの車両製造の実績を持つ「MAGNA」社とも連携しているそう。
先日お伝えしたGoogleの動きもこうしたAppleの動きに呼応したものと推測され、両社は自動走行用車載器の開発のみならず、自動走行車両そのものを開発している可能性も出てきました。
もしかすると2020年には既存の大手自動車メーカーに加えて「Google」や「Apple」も自社ブランドの自動走行車を市販しているかもしれません。
■Apple Webサイト
http://www.apple.com/
■MAGNA Webサイト
http://www.magna.com/
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