スズキ「エブリイ」が全面改良、広さも走りも安全性も軽商用1BOXクラストップ

エンジンは新世代のR06A型となり、NA(自然吸気)・ターボそれぞれがラインナップされています。いずれもVVT(可変バルタイ機構)を吸気側に備えています。

注目はトランスミッション。5MTを基本に、NAには5ASG(MTベースの2ペダル)を新設定、ターボには4速ATを組み合わせています。

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全面的に新世代となったパワートレインにより、NA・AGS・2WD車で燃費最良グレードの数値は20.2km/Lとクラストップ。これには、約40kg軽量化されたボディも貢献しているということです。

また、軽商用車としては同社のアルトについで、衝突被害軽減ブレーキを設定している点も見逃せません。メーカーオプションの「レーダーブレーキサポート」を選ぶと、衝突被害軽減ブレーキをはじめ、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPなどが装着されます。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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