2015年のトヨタ モータースポーツ計画を整理してみた

【GAZOO Racing】

車のファンを増やし、トヨタの“もっといいクルマづくり”に向け“レース・ラリー”それぞれの分野でクルマの味づくりの為の人材育成を推進します。

■ニュルブルクリンク24時間耐久レース（5／16,17決勝）

昨年に引き続き今年も挑戦します。使用する車両は86は既にGAZOORacing以外にも86での参戦チームが増え、そちらと順位を争う状況となりつつある事から、一定の活動結果が得られたとの判断でRCにスイッチされた様です。

なお、昨年の3台体制から1台減。脇阪寿一選手と飯田章選手がドライバーとしてチームを離れました。また、今回の発表には参戦開始以来継続されていた社内テストドライバーの名前がありませんでした。

［Team GAZOO Racing］

LEXUS LFA Code X （写真大）
　影山正彦／石浦宏明／大嶋和也／井口卓人  

LEXUS RC（写真小）
　木下隆之／佐藤久実／蒲生尚弥／松井孝允 （松井選手はF4やスーパー耐久で活躍しています）

■スーパー耐久シリーズ  （シリーズ全6戦）

人材育成・車両開発の技能伝承を目的に社員メカニックで参戦します。

［GAZOO Racing SPIRIT 86］
　井口卓人／蒲生尚弥／松井孝允（監督：影山正彦監督）　

 ■全日本ラリー選手権 

国内最高峰のラリー選手権に“Team GAZOO Racing”として参戦します。人材育成・車両開発の技能伝承を目的に社員メカニックが車両開発からレース参戦まで参画、2015年年央を目標に参戦を開始します。

［Team GAZOO Racing GAZOO Racing Vitz Turbo］
　ドライバー未定

また、昨年終盤にヴィッツターボで参戦済の「豊田自動織機 LUCK TEAM VITZ」も今年はシリーズを通してヴィッツターボでシリーズ参戦との事です。クラスは86と同じ。既にトップランナーへと成熟した86とヴィッツターボとの激闘に期待したいところです。

参戦カテゴリー・チーム体制共に充実したトヨタのモータースポーツから今年も目が離せません。

（川崎BASE）