デモランはゲレンデタクシーがお休みする午後一番とナイター営業前のゲレンデ整備時間直前の2回開催され、特に2回目のデモランではリフト前でスピンターンやドリフト走行を披露し、ギャラリーを釘づけにしていました。
デモランに使用されたのは、新型WRX STI typeS。タイヤはゲレンデタクシーと同じく、ミシュランの最新スタッドレス「X-ICE3」を装着。
ゲレンデタクシーでスバルのSUVによる走りを体感したあとは、競技の世界でも注目されているWRXの卓越したAWD性能を目の当たりにすることができました。
アウトバックやXV、フォレスターなどは最低地上高が200mmのロードクリアランスを確保しているので、シンメトリカルAWDと最新スタッドレスであるミシュラン「X-ICE」の装着、さらにプロドライバーによるドライブでたくましい走りを体感することができましたが、新型WRX STIの最低地上高はわずか140mm!それでも現役のラリードライバーのテクニックと、あらゆる路面状況で最適なトルク配分をオート、またはマニュアルで設定が可能なDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)を搭載するWRX STIはアグレッシブにゲレンデを駆け回りました。
昨年はBRZで全日本ラリーのクラス優勝を果たした鎌田選手。今シーズンはデモランに登場した新型WRX STIで挑みます。こちらにも期待ですね。
今回のデモランは、SUVに限らず、シンメトリカルAWDを搭載するスポーツモデルでも雪道で高い走破性を発揮することを実証したといえます。スバルのAWDモデルはウインタースポーツをするユーザーにも圧倒的な支持を受けているのも納得ですね。
今シーズンはあと2か所でゲレンデタクシーが開催予定ですので、デモランも是非お見逃しなく!
※ゲレンデタクシーでのデモランはゲレンデの状況、天候などにより中止される場合があります。
(井元 貴幸)
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