今回のアテンザは、変更した範囲はフルモデルチェンジよりは少ないですが、「大人の表現」を追求。
キープコンセプトであるため一見あまり変わっていないように見えますが、質感向上に余念がないのは明らかで、2台を並べるとよく分かります。
大幅改良前は、センターからフロントマスクの構成が「V」になっていて、サイドのラインもすべて「V」を意識し、クルマをスポーティに若々しく見せることに効果を発揮したそうです。
まずひとつ目は、改良後は大人の雰囲気を醸し出すため、フィンやヘッドランプなどを少し水平方向にデザインし、ドアのラインを少ししなやかにし、面質も上質さを追求。
2つ目は、ヘッドライトを奥にすることで彫りの深さを表現しつつ、シグネチャーウイングでV字を強調し、以前からのV字のスピード感も残されています。
また、ヘッドライトをもう少し紹介すると、3次元的なデザインはデミオからスタートしたもので、レンズの乱反射を少し起こさせるような造作を入れたり、レンズそのものにクロームを入れたりすることでアッパークラスにふさわしい質感が表現されています。
3つ目は、フロントマスクで目を惹くシグネチャーウイング。「L Package」にLEDシグネチャーウイングイルミネーションが配置されているのも特徴で、夜間の質感向上に貢献。