4車種目は、シトロエンのC4ピカソ&グランドピカソ。
台数をさばくことよりも、好事家向けを貫くエッジの効いたコンセプト。
とくにグラスエリアの広さへのこだわり。走りださなくてもサプライズがある、という点では、ウェイクの広さにも通じる部分があります。
そんな、まるで日本のミニバンのような、ガラパゴス的独自の進化っぷりを評価させて頂きました。
不思議と他社が追随することなく、安泰の地位なのがシトロエン。
需給のバランスに関しての受け止め方はさまざまですが、買う側の立場なら、中古車相場は喜ばしい状況。C4ピカソはまだまだ少数ですが、検索サイトでは、魅力的なプライスに落ち着いた走行僅かの元・試乗車の車両を多く発見することができます。
(畑澤清志)