ホンダ・S660が東京モーターショー出展車両と同じだったワケは?【東京オートサロン2015】

この「S660コンセプト」は前回(2013年)の東京モーターショーに出展されていたもの。ボディがホワイトからマットブラックに塗り替えられたことを除けば、どこも変わっていないんです。

S660 02

市販版との大きな違いは、プロポーション。ショーモデルとして見栄えを良くするために、車体はわずかに全幅が広がって軽自動車枠をオーバーしちゃってます。

だから、ぼくの隣でこのクルマを見ていたカップルのクルマ好き(らしい)彼氏が「けっこう大きいんだね」と言ってましたが、そうじゃないんです。市販版は違うんですって! ついでに言うと、イメージはそのままですが細部も違いますからね、市販版は。

S660 03 S660 04

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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