2014年12月の登録車販売、トップ6は変わらず。一番売れたミニバンは?

●2014年12月 登録車乗用車セールスランキング(海外ブランド除く)
1位 トヨタ アクア 16,314台 
2位 トヨタ プリウス 10,587台
3位 ホンダ フィット 8,772台
4位 マツダ デミオ 7,419台
5位 トヨタ カローラ6,318台
6位 日産 ノート 6,304台
7位 トヨタ エスクァイア 5,712台
8位 ホンダ ヴェゼル 5,375台
9位 トヨタ ハリアー 5,347台
10位 ホンダ グレイス 5,138台

1位のアクアから6位のノートまでは前月と変わっていません。その中で注目したいのはデミオでしょう。新車効果の瞬間風速的な上位進出ではなく、トップ3を虎視眈々と狙うポジションを確保するようならば、2015年のランキングでもキーモデルとなりそうです。

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また、ホンダとしては久しぶりの5ナンバーサイズの4ドアセダン「グレイス」は、新車効果が考えられるタイミングとはいえ10位に名を連ねているのは、こうしたカテゴリーの復活を感じさせます。

そして、トヨタの新型ミニバン「エスクァイア」は、ついにヴォクシーを抜いて、国内ミニバンとして月間トップの座についています。

ヴェゼル、ハリアーというクロスオーバーSUVによる僅差の争いも気になる2014年12月の登録車セールスランキングでした。 

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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