東京オートサロンで14台のコペンが登場、というニュースはお届けしましたが、ダイハツブースを訪れて驚きました。
なんと……出展車両がコペン一色! よくぞここまで、と感心です。
原型をとどめないほどカスタムされたコペンたち。
この増殖ぶりは、ダイハツが進める、着せ替えできるボディパネル「ドレスフォーメーション」の展開が着々と進んでいる証拠。
そして、コペンファンにとってもっとも見逃せないのが“第三のモデル”、丸目バージョンです。
この実車が、ついに公開されました。
これが見事なくらい、先代へのオマージュを再現したスタイリングになっています。
「Robeのドアを流用しながら、先代の持つ親しみのあるデザインを表現するのに気をつかいました」とは、ダイハツ国内商品部・井上治郎さん。
大小の丸型ランプが並ぶエクステリア。ただリヤに関しては、基本骨格「Dフレーム」の構造から、ダックテール的なパネルデザインにならざるを得なかったんだとか。
ただし「空力、歩行者保護、取り外し・取り付け方法などの性能はすべてRobeに準じています」とのこと。
インテリアはまだ試作ながら「縦基調のXPLAYとはキャラクターを変え、横基調のデザインとなります」。
新たなサブネームを与えられて、ことし半ばにはデビューが決定している“第三のコペン”。
もちろん、ドレスフォーメーションとしてのキット販売も考慮されているので、思わず食指が動いていまう現行ユーザーも多いかもしれません。
(畑澤清志)