20年前の東京オートサロンでデビューした懐かしの名車

1月9日からカスタムカーの祭典、2015年東京オートサロンが開催します。ちょうど20年前の1995年の東京オートサロンである人気車がデビューしたのをご存じでしょうか。

R33GT-R

そう、標準車に遅れること1年5カ月、日産スカイラインR33GT-Rが東京オートサロンで発表されました。

先代のR32GT-Rと同様に2.6L直6DOHCツインターボのRB26DETTエンジンを搭載。ボディは全長が130mm、ホイールベースは105mmそれぞれ拡大されていますが、ボディ剛性の強化と、VスペックにはアクティブLSDやアテーサE-TS PROといった最新の電子デバイスが搭載され、高いコーナリング性能を発揮しました。

20年経った現在でもR33GT-Rの中古車は全国で100台程度流通しています。中古車相場は89万〜370万円、平均価格は186万円となっていて、R32〜R34までの第2世代GT-Rの中でプレミアム感がなく、最も買いやすいモデルとなっています。

ヘッドライトが垂れ目であることや、ボディサイズが大きくなったことなどでR33GT-Rは敬遠されがちですが、お手頃な価格で第2世代GT-Rを味わいたいという人にはピッタリだと思います。今年のオートサロンではどんなサプライズがあるのでしょうか。今から楽しみです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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