トヨタのFCV「MIRAI」が発売されましたが、「水素スタンドどこにあるの?」、「満タンいくら?」などといった声を聞くことがあります。
JX日鉱日石エネルギーは、神奈川県海老名市に同社初の商用水素ステーションを開設。店名は「Dr.Drive海老名中央店」で、サービスステーション一体型の水素ステーションとして、一般向けに販売が開始されています。気になる水素の販売価格は、「1000円/kg(消費税抜き)」とすることも発表。1000円/kgで満タンにすると4300円※になります。
※トヨタ自動車webサイトMIRAIに関するQ&Aより
Q:1回の充填でどれくらいの水素が入りますか?
A:現行の水素ステーションで、SAE規格(J2601)の標準条件(外気温20℃、高圧水素タンク内の圧力10MPaからの充填)で充填した場合の使用可能水素量は約4.3kgです。
タンク内容積は、2本合計で122.4Lで約5kgの水素が車両に搭載可能です。これを水素貯蔵(可能)量と呼んでいます。
使用可能水素量が約4.3kgと5kgより少ないのは、充填時の際のガス温度上昇によるガス密度低下が主な要因です。
また、同条件下で水素充填圧82MPaステーションで充填した場合は、ガス密度低下分が減少し、使用可能水素量は約4.6kgになります。