見たか! これが日本のドリフトだ。日本の道だ。日本のクルマだ!
clicccarでしばしばオモシロ動画を紹介しているライターのまめ蔵です。でもね、私が紹介する動画は海外のものが多かったんです。やっぱり海外の動画のほうが、やってることがプッツンしてるんですね(※常軌を逸しているという意味)。しかし、日本は世界でも有数の自動車生産大国だし、トップレベルのドリフトドライバーがいる。そこで、どうして日本国内ではこんなにもエクストリームな企画、エクストリームな動画はできないのかと、以前から悔しい思いをしてきました。
しかし、やってくれました! 見てください。場所はなんと、ふだんは一般車が通行している観光道路「箱根ターンパイク」。そこで、現在のD1GPマシンのなかでも最強の1台といえる、Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACINGのGT-Rに乗る川畑真人選手が全開ドリフト! なんともっともスピードがのったところでは215km/hからのドリフトをブチかました動画です。
この企画、主催したのはClicccarと同じ三栄書房の雑誌「モーターヘッド」です。箱根ターンパイクをまるごと借り切って、ヒルクライム競技を行ったのです。自分も含めてすっかり腑抜けばかりになってしまった自動車メディア業界ですが、まだまだ気概のある雑誌編集者が残っていたんだなと、私は感動しました。
ほかの車両はおもにタイムトライアルを行っているのですが、やっぱり映像的にはドリフトがカッコいいでしょ! ドライバーも当代最高のドリフターのひとり川畑選手なので、テクニックは申し分ありません。それでは、その超絶カッコイイ動画は次のページで!